実施日:令和7年7月30日(水)14:30~16:40
多機能型事業所 育ち第3事業所では、2回目となる公開療育を開催しました。
当日は、他の児童発達支援事業所や放課後等デイサービス事業所、療育センターから6名の方々にご参加いただきました。
開会式・事業所紹介・情報交換等
はじめに、「育ち」のこれまでの経歴や第3事業所の特徴について、パワーポイントを用いてご紹介しました。
また、公開療育当日に参加する子どもたちの特性をまとめた資料を提示し、特性理解を深めていただいてから参観に臨んでいただきました。
閉会行事の際には、前半は小集団活動について、後半はセラピストの個別活動について、二部制で情報交換の時間を設け、活発で有意義な意見交換を行うことができました。

小集団活動
小集団活動では、「ソーシャルスキルの向上(順番を待つ・相手を意識する・ルールを守る)」をねらいとし、「数への関心を高め、数字の並びや順序性の理解を促す」ことを目標に、大判トランプを使った「七並べ」を行いました。
見通しを持って取り組む力を育む取り組みとなり、子どもたち一人ひとりがルールを意識しながら活動する姿が見られました。
また、小集団活動の中で保育士による個別対応を実施しました。
「ゲームのルールを理解しながら、数の認識や順序性を身に付ける」や「順番を守る、他者との関わりを意識する」ことをねらいとして、大判トランプを使った「七並べ」を行い、状況判断や発信力を養うことにもつながりました。


OT(作業療法)個別活動
OTでは、協調した手指の動きが未熟な子どもに対して、「目と手の協調動作」や「作業の流れを把握する力」をねらいとして、磁石遊びを行いました。
磁石の特性を活かした遊びを通して、興味を広げたり、苦手な活動にも楽しみながら取り組める工夫を行いました。


ST(言語療法)個別活動
ST個別活動では、「質問カードやすごろく等を使って、会話でのやり取りを経験したり、言葉以外のコミュニケーション方法についても理解を深める」ことをねらいとし、「質問カード」→「すごろくのコマ製作」→「お話しすごろく」→「ご褒美の時間」という流れで支援し、楽しさを重視しながら、言葉や非言語的な表現のやり取りを通じて表現の幅を広げられるよう工夫しました。


PT(理学療法)個別活動
PTでは、「力のコントロール練習」をテーマに、「新聞紙ボール作り」「バランス運動」「ペットボトル的当て」を行いました。
新聞紙を破ったり丸めたりすることで感覚刺激を促し、感情の発散や協調動作の獲得につなげました。
バランス運動では、体幹の安定やバランス感覚を育む取り組みが見られました。


参加者の感想より
- 「先生方の温かい声かけや、子どもたち一人ひとりの特性に応じた環境設定がとても参考になりました。次回はぜひ児発も見学させていただきたいです。」
- 「とても落ち着いた療育で感心しました。」
- 「良い行動を具体的に褒めていたり、子どもの気持ちを尊重されている姿に感銘を受けました。特性に合わせた個別支援がなされ、子どもたちが『楽しい』をたくさん感じているのだと実感しました。」
